とつげき★マトはどこだ?(後藤くりこBlog)

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昨年、一昨年と台湾に日本語ディベートを教えに行っていた。
その時の学生が、日本語のスピーチコンテストで最優秀賞をとったらしい。
彼は、今年の台湾日本語ディベート大会でもベストディベーター賞だったし、
一昨年も各ステージの優秀スピーカーに与えられる賞を取っていた。

ほんとに素晴らしい。

でも実は、私は、彼のこの成果にとてもびっくりしている。

・・・なぜなら、彼は、私が台湾に指導にいった昨年、
ほかのメンバー(日本語中級者)と比べると
最も日本語ができない学生だったから。

ただ、彼は、自分が正しい日本語をしゃべれていないことに
まったく気を留めていなかった。
発表ではいち早く手をあげ、どもりながらつっかえながら、
日本語で発表してくれた。
目をキラキラさせながら「大学を卒業したら日本で働きたい」と
語っていた。

はっきり言って、彼の日本語は変だったし、
ほんとに大丈夫かなあ?と思ってた。
でも結果は、冒頭の通り。

彼は、もしかすると、当時自分が「できていない」ことを知っていたかもしれない。
でも絶対「自分はできるようになる」と思っていたと思う。
そして、日本語をしゃべれるようになるという目標達成のため、
目標に至る過程で「まだしゃべれない」自分をさらすことに、
なにも抵抗を感じていなかったんだろうと思う。

翻って自分はどうだろう?
目標達成というゴールをしっかり見据えて、
「自分はそのゴールを達成できる・達成するんだ」と心に決め、
そのための最短距離を走っているだろうか?

うーん、正直、ものすごく見栄を張ってしまっていると思う。
できない自分を人に見せたくない、と思っている。
もっと自分のゴールに対して、コミットしていこう。

6月か7月、自分がこれまでに出会った人の中で、
特に「会いたい」と思う人たち(たぶん一応同年代縛り)を呼んで
お食事会をしてみようと思います。

再会したいな、と思っているひとと、また、会いたい。
あの人とあの人とが出会うと、きっと新しいものが生まれるんじゃないか?
「私」という1個人との接点があるという共通点のある人なら、
なにかさらにつながる可能性を秘めているのではないか?
そんなことを思ってます。

日時場所は現時点で未定。
呼ぶ人の条件は
・自分がこれまであったことがある人
・また会いたい、しゃべりたいと思っている人
・相手が私のことを覚えているか不安を覚える方
 に対しても「会いたい!」と思ったら連絡してみる

これまで、幾度となくこのテの会をやってみたいと思っていたのですが、
「いやでも私のために集まってくれる人なんているのかしら?」と不安で、
集まりが悪いことを懸念して、開催を見送りまくってきました。

でも今度こそほんとに、6月か7月にやります。
明日は具体的な日程と人選をすすめようっと。

妊娠がわかったことを母に報告したとき、
母からいわれてとても傷ついた言葉があります。
それは「こどもができたら、たくさん我慢しないといけないからね」という言葉。

母はおそらくすごくかるい気持ちでいったんだと思う。
いつも常に「我慢しないと」と思っていたのではなく、
そういう瞬間もあるよ、という意味で言ったのかもしれない。
でも、私は、私たちはそう思われていたのか・・・
と悲しくなった。

確かに、こどもができるっていうことは、
今までのように自分のことだけを考えていればいい
というわけではないということ。

でも「こどもを産んで、育てる」っていうことは、
私が選択して望み、望みが叶ったこと。
つまり、私は、自分のことだけを考えている自由よりも、
こどもとともに生きることのプライオリティが高い、と
判断して「選んだ」。

だから私は、今後こども関係で
自分のやりたいことができないことがあっても
「私は犠牲になった」という受け身な表現ではなく、
「自分のやりたいことよりもこどもを選んだ」と考えたい。

・・・もちろん、私はまだ妊娠中で、こどもは生まれてない。
生まれてきたら、思う通りにならないこどもにイライラして、
一時的に後悔する瞬間も、もしかしたらあるのかもしれない。

そんなとき、今日書いたこのブログを思い出したい。
私は、こどもがほしくて、望んで、妊娠して、
子供を授かったのだ、と。
こどもを授かったことは私に降りかかった受け身なことではなく、
私が「選択」した結果なのだと。

そういうことを思い出して、
こどもを授かった喜びやこどもと今後やっていきたいことに思いを馳せて、
「自分で選んだ」人生をたのしみたいなって思う。

友達をランチに誘うことも
経沢さんの女性起業家サロンに加入して、
積極的にFacebookでコメントしてみることも
ブログを毎日更新してみよう、という活動も・・・

ちょっとまえまでの私はここで「えいっ」って行動することができなかった。
なんとなーく自分に自信がなくて、私なんかがやっていいのかな?って思ってた。

でもさ。自分がなにか人に伝えたいって思ったら、
人と仲良くなりたいって思ったら、やりたいことを実現したいって思ったら。
「新しいこと」「思い切ったこと」をやらないと。
自分がやりたいこと、今よりももっと楽しいことを得るためには、
今までとは違う行動が必要。

ネガティブな感情は、たぶん、度合こそ変われど、
ずっと出続けるんだと思う。
自分への自信のなさ、本当にこれでいいのかな?という迷いは、
きっと、私の性格からくるものだろうから。

でも、そうやって湧き上がってくるネガティブな感情を「無視」すること。
これは私自身が意識的に選択することで「できる」こと。

そう考えて、ネガティブな感情を無視して行動し始めたら、
ちょっとずつ、自分の心境やまわりの環境が変化して、
面白いことが起こるようになってきた。

これからもどんどん行動して、
もっともっと楽しいことや素敵なことにチャレンジしていこうと思う。

はあちゅうさんの以下の記事を読んでこんなことを思った。

はあちゅうと女友達 「無理する関係」はいらない:日経ウーマンオンライン【アラサーはあちゅうの声に出して言いたいこと

根っからの一匹狼気質の私は、学生時代から、
友人と「つるむ」のが苦手だった。

わたしにはいろんなやりたいことがあって、
それは必ずしも私の友達のやりたいこととは別のもので。

だから、ずっとだれかと一緒にいて、
長い時間を一緒に過ごすのではなく、
ついつい、私のやりたいことを優先させてきた。
その結果が「一匹狼」。

でも社会人になってから、私のような距離の取り方でも、
いわゆる「仲のいい友達」や
「気軽に相談できる&相談される仲」の友人ができてきた。

たぶんその理由は、私の周りに、記事にでてくるような、
「自分の世界観とルール」を明確にもっている人が増えたからなんじゃないかと思う。

どこかのコミュニティに属していることや、
だれかの友人であること、
だれかと一緒にいること等に依存するのではなく、
自分の世界観やルールを明確に持ち、それを大切にする。

そして、自分の世界観やルールを大切にするだけでなく、
自分同様に自分自身の世界観やルールを持っているひとを
尊敬し、大切にできる。

そんな友人が増えてきつつある。
友人たちに感謝するとともに、
自分もそんな人になっていきたいとおもった。

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