とつげき★マトはどこだ?(後藤くりこBlog)

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2017年06月

ストレングスファインダー2.0がでたと知り、早速書籍を購入・受験してみました。
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ストレングスファインダーとは、弱みを改善するのではなく、人の強みに意識を向けそれを最大に生かすことで能力を発揮する、という考えのもと作られた「強み発見ツール」です。
書籍を購入すると付いてくるID(または1回15ドルの受験料)で30分くらいのオンラインテストを受けると、34種類の才能分野から、自分に合致する上位5つの分野を知ることができます。

なお、私のトップ5の特性は以下の通りでした。 
1.個別化 Individualization
2.未来志向 Futuristic
3.目標志向 Focus
4.ポジティブ Positivity
5.活発性 Activator

正直、受験中は、次の問題を回答している最中に
「さっきの回答、逆のほうがあってた気がする・・・」 
ともやもやしながらの受験でしたが、
回答結果は至極納得。
迷わずサクサクと回答を進めていって大丈夫なようです。

特に「個別化」が1番に来ているのは、
私の今のミッション・ビジョンとばっちり合致していて、
ちょっとうれしくなりました。
そう、私はひとりひとり違う個性を見出すのが好きだし、
その個性に合わせた方法でコミュニケーションをとり、
アドバイスをしていくこと、
それぞれが活躍できる方法を考えることに関心がつよい。

だからほかの人のキャリアに関する相談はwelcomeだし、
ひとりひとりの「働き方」について興味がある。
逆に、いろんなひとをまるっと束ねたような話はニガテ。

ストレングスファインダーをしてみて
うそー!!!というような発見はなかったものの、
客観的にも自分がなんとなく興味があると思っていたことが
私の「強み(特性)」として表れて、すっきりしました。
それから、書籍のほうに書かれている
「行動アイデア」が非常に勉強になります。
しばらくコピーを手帳に挟んでおいて、
もっと自分の強みを生かすため、
どんな行動をとっていけばいいか、考えてみようと思います。



私はもともと「『女性のための』キャリアセミナー」とか、
「『女性として』どう働くべきか」という
”女性”にフォーカスしたキャリアの考え方が嫌いでした。
当然、会社の「女性社員向け」イベントや
「ワークライフバランス」関係のイベントも完全無視。
今のように「”女性”起業家サロン」に加入する、
なんてことも、一切考えたことがありませんでした。

それは、自分が実際に結婚・妊娠するまで、
「キャリアを語る上において、自分が”女性”なのか”男性”なのかは、
 女性で損することもあれば、得することもある、
 なにかの得意不得意と同じようなレベルの話。
 キャリアアップや働き方において、
 あえて”女性”かどうかなんて意識する必要はない」
と思っていたからです。

当時も「産めるなら子どもを産み、そだてたい」とは思っていました。
でも「子どもを産む」ということについて
あまり具体的に意識できていなかったんだと思います。

そして何よりも「会社は『男女を公平に扱ってくれる』」と
信じて疑っていなかったんだとおもいます。
私が「『女性の』キャリア」を重視するということは、
男女のキャリア上の差異を認めてしまうことになってしまう。

私は、男性社員に負けたくなかったし、
現に別に負けてるとも思っていなかったし、
同じキャリアで生きる、と信じてガツガツ働いていました。
そういう自分がかっこいいと思っていました。

でも。

妊娠がわかってみて、キャリア上、
男女をおなじように扱えるなんて
幻だったんだなとわかりました。

会社に「妊娠している」と報告すると、
周りがとても祝福してくれて、
私の体調を配慮してくれるようになりました。

でも私はその周りの対応に、
とても感謝するとともに、
無視できないもやもや感を抱きました。
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私はつわりも特になかったので、
ある程度普通には働けたと思うし、
実際、働きたいという気持ちもありました。
ただ・・・

周りは私を配慮してくれているんだ
体調がいつ変化するかわからない中、
私に仕事を任せることはリスキーなんじゃないか
などなどなどなど・・・
ぐるぐると考え込むようになってしまいました。

この混乱は、これまでの私の男女に寄らない
キャリア観ではどうにも扱いきれないものでした。

このときはじめて、私は、キャリアを考えるうえで、
『女性』であることを考慮する必要があることに気がつきました。

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