とつげき★マトはどこだ?(後藤くりこBlog)

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2015年05月

良書。私のような卑しい人間にはバイブル。
本書には「5つの法則」が記載されている。
法則は以下の通り。

1、価値の法則
あなたの本当の価値は、どれだけ多く、受け取る以上のものを与えるかによって決まる。

2、収入の法則
あなたの収入は、あなたがどれだけ多くの人に、どれだけ奉仕するかによって決まる。

3、影響の法則
あなたの影響力は、あなたがどれだけ相手の利益を優先するかによって決まる。

4、本物の法則
あなたが人に与えることのできるもっとも価値のある贈り物は、あなた自身である。

5、受容の法則
効果的に与える秘訣は、心を開いて受け取ることにある。

本は、この5つの法則について、主人公「ジョー」が
本当の成功を収めた人々から学ぶ形で展開する。
このストーリーが、単純明快なのだけれど、
よくできている。

ものごとを「あたえる:あたえられる=50:50」と考えがちだし、
ともすれば半々どころか”早い者勝ち”とすら考えている。
・・・そんな自分とジョーとが重なる。

ジョーではなく、自分がピンダーの講義をうけているかのような気分になる。

本書は間違いなくずっと持ち続け、
たまに思い出し、読み返す自分のバイブルになると思う。 

ネットワークビジネスの勧誘のかたにお勧めされて読んだ本。
勧めた人はさておき、気合の入るいい本かな、と思う。

新版 地道力 
國分利治

著者は、美容室チェーンの「アース」を作った人。
わたしも高校時代は地元でよく通っていました。

印象的だったのは
・中途半端じゃ、一番どころか何者にもなれない。
・3年以上、365日仕事する(=頑張る、の基準)
・時間を犠牲にするとは、言い換えれば「気持ちを犠牲にする」ということ
 (たっぷり寝たいという気持ち・・・人間の根本的な欲望を制御できなければ
  成功することはできないといっても過言ではありません。)
・自分に賭ける勇気をもて
・人は最終的には他人のためにしか頑張れない 

なんとなく元気ないな
自分に喝入れなきゃな 

そんなときに読み返したい本。
とりま、iPad miniにいれました。 

ここ数日、昔紙の本で読んだ本を、
自炊して電子書籍化した上で再読しています。

今回紹介するのは以下の本。

1億売るオンナの8つの習慣
太田彩子

私がはじめてこの本を手に取ったのは、大学3年の春でした。
当時私はとあるSEOベンチャーのインターンで、
テレアポ中心の営業を行っていました。

テレアポはおろか、営業なんて全くイメージが沸かなかった私が、
営業を勉強するために買ってきて読んだのが本書との出会い。
ただ、この当時の私にとっては、本書は難解でした。

文字は読めるし、意味もわかるのだけれど、
なんとなく”腑に落ちる”感覚がなかった。

たとえばこの部分
=======================
p.65
「時間」より「回数」優先のアプローチでお客様の心をうめつくす
=======================

わからなくはないけどね。
でも、一回断られたら心折れちゃってた。

インターンという社員でもない立場で
好き勝手やってもいいのかな?とか
嫌がっている相手に何度もアプローチするなんて失礼、
と理由をあれこれつけて、行動していなかった。

でも、社会人になった今、
常駐先でお客さんのところに何度も何度も伺って、
くだらないことから重要なことまでいろいろとちょこちょこ
話をしていくと、初めはとても近寄りがたかった人が
こちらに対してこころを開いてくださる、なんてことは割りとある。

プライベートな人付き合いでもそう。
1回の長時間より、ちょこちょこ毎日のほうが、
自分の心にも、相手の心にも残る。
日中「どうしてるかなー?」なんて無意識のうちに思い出すこともある。

そんなこんなで、今回、ざっと本書を読み返してみて
とても良かったなあと思う。いま、私は営業職ではない。
だから、「営業」の仕方というよりは「人付き合いの仕方」として、
非常に参考になったな、と思う。

あとは、自分自身を管理する方法。
p.190
「モチベーション=感情、だと信じているからつらいのです。モチベーションは行動することでコントロールできるんです。それが理解できてからは、クヨクヨなやまなくなりました。」 トップセールスウーマンは「結果」だけにこだわるのではなく、「示威文自身の行動」の中身を高めることに集中しているのです。

p.193
行動の量が適度にあり、かつ適切な行動を続けていれば、成果の上がらない営業担当者なんていないのです。 

つい「モチベーションがあがらない」だの「今日は調子が悪い」だの思うときがあるけれど、 
そんなときでも「さあやるかー」と腹をくくってやることちゃんとしだすと、
意外と集中できたりする。上の引用はそういう状態のことかな?と思いながら読んだ。 

金融関連本3冊目は、ちょっぴり書店で手に取るのに勇気がいった本。

数字で考える習慣を持ちなさい
~女子高生コンサルタントレイの数字眼~
小宮一慶

本編は漫画と解説文で構成されている。
結論から言うと、私はこの本を手にとって良かったな、と思う。
というのも、私のこれまでの人生において「数字」は
すべて等しくただの「数字」であり、計算が必要なときに
そこに書いてある数字をつかって計算をするためだけに存在した。

キーとなるおぼえておいて、物事の理解を深めるために
数字を遣うなんてことはほぼなかった。

本書では日常生活~決算書などをテーマに、
数字のもつ意味を1つ1つ考えていく。
漫画なので、非常に読みやすく理解しやすい。
あたかも自分が日常生活において、
数字を自在に使えるようになったんじゃないか?という”気分”になれる。
とはいえ、読んだら即できるようになるという類の本ではない。
解説において「数字」をどう扱うか、みるか、について
詳しく記載がある。
今後数字を扱う際は、この解説を参考に扱いたいと思う。

金融関連本の読書、2冊目は「池上彰のやさしい経済学2」

なぜ1からではな く2から読んだのかについては
特に理由がない。というか、読み始めたあとで
この本に1巻があることを知った。

本書は以下の7章で構成されている。
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1.インフレデフレ -合成の誤謬
2.政府か日銀か -財政政策と金融政策
3.バブルへGO! -なぜバブルが生まれ、はじけたか?
4.円高と産業空洞化 -日本に残るか海外に出るか
5.君は年金をもらえるか -消費税をどうする
6.リーマン・ショックとは何だったのか?
7.日本はどうして豊かになれたのか? -戦後日本経済史 
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ご覧の通り、非常に身近な切り口から、
経済学について口語調で記載されている。

個人的には”経済学”と聞くと「マクロ経済学」やら
「ミクロ経済学」やら「ケインズ学派」やらを想起するのだけれど、
本書であつかう「経済学」は、あくまで、本書のサブタイトル?になっている

”ニュースがわかる” 

ためのもの。どっぷり経済学を勉強したいわけじゃないけど、
せめてニュースでよく出てくる用語やしくみくらいは知りたい・・・という人に
とってはとてもいい本だと思う。

ニュースでよくでてくる経済学の用語・仕組が
とてもわかりやす い言葉で、身近な例を多様しながら
解説されている。これだけでもいい本だと思う。

が、個人的には本書でところどころ挿入されているコラムが好きだった。
その章で扱っている経済用語が、実際にどのように
使われているか(集計されているか)?や、
過去の経済史上の出来事の裏側など、
経済学の解説からはちょっと脱線してるけれど、
関連している・・・という小ネタが収録されている。
このコラムのおかげで経済学の用語を
非常に身近に感じることができた。

 

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