とつげき★マトはどこだ?(後藤くりこBlog)

コンサルタントくりこのBlog ・コンサルタントとして思うこと ・サラリーマンとして思うこと ・ディベートを世の中に広めていて思うこと ・女性として妊娠していて思うこと その他諸々思うことについて発信しています

2012年04月

1、アジャイルって何よ。ひとまずいま私が覚えたほうがいいのはウォーターフォールモデルっぽいけど一応チェックしとこう。ってことでまずは1つめ NTTデータのアジャイルは現場への警告であり、日本のソフトウェア産業の大きな1歩である|Act as professional よんだ、で、アジャイルってなによ?と思ったからアジャイルソフトウェア開発(Wiki)をチェックしてひとまず把握したのは、 2、ソーシャルゲーム関係 ソーシャルゲームの「グループス」社の社長が元闇金だった件で|やまもといちろうBlog うぉおおお・・・「グループス」ってまさに昨日の日経で『海外展開してるよ』って書いてあったとこじゃないか。ひとまずいろいろかいてあるが保留。今の私はとにかく基本情報をやるべきだ。

ソーシャルゲーム各社、開発拠点を海外シフト 米・東南アへ:日本経済新聞 

交流サイト(SNS)大手にソーシャルゲームを提供する国内の中小ゲーム開発各社が海外進出を本格化させている。KLab(クラブ)とgloops(グループス、東京・港)はともに米国と東南アジアに開発拠点を設立。今夏までに海外向けゲームタイトルを配信する。現地の利用者動向をリアルタイムに把握し、ゲーム設計に反映させるのが狙い。

桜はもう散ってしまいましたが(@関東)、こうして記録は残っています。同じように、生々しい『想い』は風化してしまうが、記録は残る。思いを記録して都度都度振り返ることの大切さを考えてみました。 私は、今までに何回も『想いの風化』を経験してきました。 高校時代は東大受験を目指し、東大行きたい!と凄く気持ちが盛り上がっている時期がありました。が、これがなかなか持続しないんですよね。まあ、勉強になかなか身が入っていかなかった原因にはほかにもいろいろあるなあと思うわけですが、その1つの原因としては『想いの風化』があるように思います。 浪人時代もそう。落ちた時は死ぬほど悔しい。テストの結果が悪いと死ぬほど悔しい。その時の悔しさとか涙は決して嘘ではない。 でも、やっぱり『想い』は風化する。『想い』だけでは物事は動かない。(当然か) そこでですよ、こうやって振り返ればいいんだと考えました。 ①ここに『★振り返り必須』というカテゴリーをつくる。 ②『想い』や『目標』はこのカテゴリにぶち込んでいく。できるだけ『熱い』うちに、自分の言葉で。 ③googleカレンダーで金曜(あるいは土曜朝?)あたりにチェック時間をもうける。 ひとまずこれでやってみようっと~  

来春からの就職先が決まりました。詳しいことを晒すのは(晒すかどうかも含め)もうちょっとおちついてからということで、ひとまずアプリケーションの開発に携わるお仕事関係です。 文系出身、女、SE 3点揃ってますが、死なないように頑張ります。まずは勉強ですねえ、ということで今後はコメントも何もつけられんくらい無知だけれど、なんか今後ストックしていったらタメになるかも?的な記事などをストックするツールにもここを使っていきます。 ディベート関係の方(いるかはしらん)は、興味なければガンガン読み飛ばしていってください。 さてまずは基本情報の勉強始めました。まるでちんぷんかんぷんですがひとまず過去問解いてみます。テキスト適宜参照しながら。

新しい生き方の心構えとして、『自分の価値をネット上に蓄積していく』
セルフブランディングの「五つの原則」 1、自分で行う 2、継続する 3、嘘はつかない 4、短絡的な効果を求めない 5、自分だけを目立たせない
セルフブランディングは「自分をよく見せる技術」ではありません。あくまで「自分を伝える技術」です。』という言葉が刺さりました。嘘をついたり、自分を誇大表示するのではない。ありのままの自分を、ちょっとうまく工夫して伝えていく技術。
セルフブランディングの基本と 『三つの要素』 1、何をしてきたのか 歴史・プロフィールにあたる部分。 2、今何をしているのか・何ができるのか 3、これからどうしたいのか・何がしたいのか
さらに、何を自分のブランドイメージとするかを考える上で『自分の感動ポイントを探る』重要性を挙げ、それをやるために『自分にとってインパクトのあった瞬間を100個リストアップする』という大橋弾太郎さんの『行動力・力』(サンクチュアリパブリッシング)に掲載されている方法が参考になった、とありました。 ただ単に『自分にとってインパクトのあった瞬間を100個リストアップする』という方法だから、私も今からやってみようと思います。(この眠い頭でやれるかなあ・・・← 3章『セルフブランディングを実践する』では非常に具体的に『実践』するためのハウツーがたくさん盛り込まれています。どんなメディアを選択すればいいのか・どんなアカウント名にしたらいいのか・どんな情報をながしたらいいのかなどなど・・・。なかには『知らなかった!でも確かに言われてみたらそうだよね!』とはっとさせられるものも。 せっかくfacebookやtwitterを使うなら、よりうまく使いたい。そうするためのノウハウが詰まった一冊でした。

ディベートやったことがない人には一度は意識して欲しい。ディベートやったことがある人にとっては当然のことで、忘れていることがないか確認して欲しい。非・合理的になりやすいポイントがたくさん書かれていて、自分の行動を振り返って考えやすい。また、そこから合理的に考えるにはどうしたらよいか、ということもきちんと書かれている。 1章 イメージで物事を判断していませんか? 2章 それは本当に、正しい証拠? 3章 その数字の読み解き方、間違ってます! 4章 「原因と結果」のねじれ 5章 納得できる結論にたどり着くために

1章 イメージで物事を判断していませんか?

「合理的」という言葉は、一般的に「道理や論理にかなっている」という意味で使われます。それに照らし合わせると、合理的な思考は、コンサルタントの方がよく使う「ロジカルシンキング」に近いものでしょう。ただ、いくら論理的に正しくても、前提となる情報の読み方が間違っていたら、方向がおかしくなってしまいます。そう考えると、ロジカルに物事を考える土台として、情報の質を見極める力(いわゆる情報リテラシー)も必要になってきます。また、いくら論理的に正しくても、答えが非現実的で実行困難であれば意味がありません。(中略)机上の空論ではなく、現実に立って思考する力です。本書では、そうした総合的な思考力を「合理的な思考」と呼ぶことにします。
まずこの定義からして非常にありがたいです。ちょっと前に書いた『【本】仕事ができる人の論理的に考え、書く技術』もそうだけど、合理的とか論理的とかいう言葉の意味って実はきちんと定義しておくべき重要なものだと思う。 この章ではほかに ・経験に対する対処法 ・マスメディアに対する対処法 が書かれているがどちらも非常に簡潔(簡潔すぎてこれを厳密に運用しすぎると日々の生活に迷って迷って困るかもしれない)

2章 それは本当に、正しい証拠?

証拠には 経験的根拠 科学的根拠 とがある。この章ではまずこれらについて 第1章でも用いた『以前は経験的に正しいだろうと思われていた治療法である、心筋梗塞の患者に対しては早めに不整脈を抑える薬を処方することで不整脈をおさえてから、心筋梗塞を治療するという方法。これが実は科学的には不整脈治療をしてから心筋梗塞の治療を行なった患者グループのほうが死亡率が高いと研究結果によって判明した。』という例を用い、ポジティブな経験が先入観をつくりだして、合理的な思考を阻む場合がある、ということが書かれていた。 そしてさらにそれならば『科学的根拠ならすべて信用できるか?』と続く。 科学的根拠にはその内訳として『理論的根拠』と『臨床的根拠/実証的根拠』とがある。そして、本著では
世の中には「理論的に正しいはずだが、じっさいにやってみるとうまくいかないこと」がたくさんあります。
として科学的根拠の中にも理論的に正しいと言われていることは現実社会で正しいかわからない、としている。 ・もっともらしいことほど疑う ・常識=真実ではない 情報バイアス 選択バイアス 交絡バイアス バイアスに気づいたらその分を差し引いて考える 非常に笑ったのは「欧米人の好むのは『効く薬』。日本人が好きなのはは『副作用のない薬』」というブラックジョーク。間違いないwww
本来、リスクはベネフィット(利益)と比較して考えるべきです。
私も間違いなくそう思います。(そしてディベートというのはまさにこのプロセスを具現化したものです。勝敗はNet-Benefitで決まるし。) それからありがたいことにリスクを過大視しがちなチェックリストが載ってました。
リスクを過大視する10のケース 1、意図せず受ける(大気汚染など) 2、不平等な分布(ある人には利益、ある人には被害) 3、各人で予防策をとっても逃れられないとき 4、なじみがなかったり、新たな原因から生じる 5、天然より人為的な原因から起こる 6、隠れていて不可逆的な損失(曝露後、何年も経って生じる疾患) 7、子供や妊婦といった将来世代に、より危害を引き起こす 8、特に恐怖を呼び起こすのは、死亡、病気やけが 9、匿名より身元確認できる被害者への損害 10、信頼できる複数の情報源から矛盾する報告が出ている
まさにこういう部分は意識して、非合理的な思考にハマらないようにしなきゃいけないなー、という感じです。さらにさらにさらにありがたいことに、『ABCDE』というチェックしやすいように著者がフレームワーク的に示してくれていました。
Available(利用可能な) Best(最良の)きちんと因果関係を検証できている Clinical(臨床の) Current(現在の) External(外部の)内部からの情報は当事者性が強く、個人の内的経験と同じく様々なバイアスが生じているおそれがあります。
このへんはディベートで証拠資料を用いるときに注意していることにそっくりですね。

3章 その数字の読み解き方、間違ってます!

数字のフレーム効果のはなし。情報バイアスの一種であるフレーム効果とは「同じ数字でも、その使い方や示し方によって、人が受け止めるイメージが変わ」るというものこれを防ぐためのポイントとしては ・適切なものを分母として考える ・何が、どうなったのか ・相対値か絶対値か ・パーセンテージを具体的な数字に直して考えてみる などなどが挙げられてました(本文中にはもっとたくさんあります)

4章 「原因と結果」のねじれ

ここでは以前このブログでも述べたことがあるような、因果関係と相関関係について具体的に噛み砕いて書かれていました。みんなが因果関係だと思っているものが、実は相関関係で、相関関係ということは全くの無関係だったり、交絡因子が存在している場合があるんだよ、という非常にオーソドックスだが、日常生活において『ハマりやすい』点。   読み終わってみて、総て一定程度ディベートをやっている過程で身につけていった思考方法だなあ、と思いました。でもきっと、ディベートをやったことがない人は、しょっちゅうこういう思考になっています。常識が正しくないなんて『日常的に意識している人』、どれくらいいますか?? そしてディベーターにとっても読む価値のある本だと思います。なぜなら、一通り知っていることは即ち体系だてて自分の血肉となっている・・・ことにはならないからです。 かくいう私も、かなり『あー・・・そうだった、でも最近忘れてた、ヤバイな・・・』って内容ありました。 ひとまず気になったらまずは書店で立ち読みでもしてみたらいいかな?って本でした♪

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