実は、2年ほど前から速読教室に通っています。
「2年ほど前から」といっても、1年以上通っていなかった時期があるので、
実際に通った回数は、今日で「49回」

全50回の初回に申し込んだ分のトレーニングが、
あと、1回(おそらくは今週末)で、おわる。

速読に通い始めて、本を読むスピードが劇的に早くなったか?というと、
正直、そんなに早くなったわけではないと思う。

教室で、100回・200回通っているひとの隣に座ると、
目を見張るスピード(1秒に2ページ)くらいで読んでいて、
夢が膨らむ。が、私はまだその境地にはない。

それどころか、体験者のブログを確認する限り、
50回通っている中でも、私の読字スピードは、遅いほうではないかと思う。
 
しかし、自分でも驚くほどの「速読に通う効用」を実感している。

その中で特に大きな効用は

文字を記号として頭に入れるのではなく、
イメージとして脳に残す読み方ができるようになってきたこと。

私はこれまで、文字を”言語”という記号としてとらえ、
記号として目に入れ、文字を解読していた。
したがって、読んだものは”文字”という記号として認識していた。
しかし、速読のトレーニングの1つであるイメージ記憶をしているためか、
読んだ”文字”が、記号としてではなく、イメージとして脳に叩き込まれるようになってきた。

ほんとに、理屈ではなく、情景が、あたまに浮かぶようになってきた。
もちろん、むつかしい単語や抽象的な言語は全然ダメなんですけれど。
小説とかは特に効果的。

今週末、記念すべき?50回目の受講をしたうえで、
追加受講を申込みするつもり。