『公平』という言葉ほどインチキな言葉はないと思う。 一般的に、『公平』といえば誰もが納得して、誰もが支持するものだとおもわれている。でもほんとにそれでいいの? そもそも『公平』とはどういう意味なのか。コトバンクによると
こう‐へい 【公平】 [名・形動]すべてのものを同じように扱うこと。判断処理などが、かたよっていないこと。また、そのさま。「―を期する」「―な判定」 [派生]こうへいさ[名] [用法]公平・公正――「商売利益を公平(公正)に分配する」「評価の公平(公正)を心がける」のように、平等に扱うの意では相通じて用いられる。◇「公平」は「おやつのお菓子を公平に分ける」「公平無私」など、物事を偏らないようにすることに重点があるのに対し、「公正」は「公正な商取引を目指す」のように、不正・ごまかしがないことを主にいう。 http://kotobank.jp/word/%E5%85%AC%E5%B9%B3
『すべてのものを同じように扱う』の意に過ぎない。 公平に扱われた結果非常に割を食うひとというのも存在する。これって問題ないのだろうか?というか、そういった問題が潜んでいることって認識されているのだろうか? いろいろと考えさせられる言葉。