何か問題が起きた時には、その原因を自分が「○○しておけば」という形で反省をしていくというのは、問題の根本的な解決につながっていく(し、自己成長にもつながっていく) 「他責ではなく自責で考える」 これは『できる人』の要件としてよく挙げられること。 とはいえ、私はこれにも一定程度の限度があるように思う。なぜなら「本当に自責だけで解決できる事態なのか?」という観点が抜けているから。スティーブンコフィーの『7つの習慣』にもあるが、人は自分の『影響の輪』を広げることはできても、その『影響の輪』の外にまで干渉をすることはできない。 自分の『影響の輪』の外にある出来事までをも『自責』でとらえてしまうと、「できる人」から一転「悲観的な人」「偽善的で結局何もできない人」へと堕ちる。こういった人に対して『責任感の強い人』という言葉が言われるとすればそれは『責任感【だけ】強い人』という誹謗中傷だと思ったほうがいいと思う。 ちなみに、私の書いていることとはあまり関係ないが、こういうブログ発見した。
「他人の失敗を防ぐ責任が自分にあると考える人は、有能になっていく」という現象は、原因なのか結果なのか分からないということだ。
ということを、地頭の良し悪しから検証したもの。興味深い。結局のところ地頭悪いときはすくいよーねーな、という救われない話。 他人の失敗を防げなかった自分を悔しがる人はすごく成長する、という現象を引き起こしているもの - @fromdusktildawnの雑記帳