最近、アウトプットを重視して何をどうかいてアウトプットしていったらいいのかについて勉強しています。その関連で『仕事ができる人の論理的に考え、書く技術』(小野田 博一)という本を読みました。明快です。難しいことがかかれていないので、非常に読みやすかった。 例えば
『論理的である』 ということと『論理が正しい』こととは違う
これはどういう意味かというと、論理的であるというのはあくまで、読み手を説得できそうな度合いまでの論理性を持っていればよい(論理が正しい、とまで100%の論理性は要求されない)という意味で、絶対的にきまるものではない、ということ。理由が結論を支えている感じが強ければ、論理性の高い文章といえるのだそうです。一方、論理が正しい、というのはもっと厳密に論理を要求されるということらしい。本書では、読み手にとって論理的であることを重視するという観点から『論理的である』ことについて扱われていきます。
論理的であるために必要な3要素 1、結論 2、結論を支える理由 3、「だから」などの論理標識
明快。実に明快。そして本書では以後ずらずらと『どれが結論で、どれがそれを支える部分なのかというのをあいまいに書かないように』とか『どうやったらそれらを明確にできるか』の方法論が書かれていきます。 特に結論に関しては
・十分に支えよ ・結論は提唱・呼びかけでは不適切 ・言い切るか否かは考える ・結論として直接疑問文は用いない ・価値のある主張をしよう
ということがかかれています。最後の『価値のある主張をしよう(無知の告白やそれについて討論・検討する価値のない主張はしない、反論を受けたくないという精神で書いてはダメ)』というもの以外は、すべて結論がどこなのかを明確にするため。 結論を支える理由、については、シンプルに論理性を獲得するためのコツがたくさん書いてありました。
・クールに(「とても」「さっぱり」「絶対」「断じて」は不要) ・感情で支えてはいけない ・同義反復はダメ(●●はよくない。だから、●●してはいけない・・・まどろっこしい) ・ 定義せよ、は読み手が何を意味するのかを解るようにするために必要
内容を非常に絞ってわかりやすくなるように書かれている本なので、どう書いていいのか全然わからない!というひとにはおすすめ。ただ、一定程度はかけるんだけれど、そこから深みを持たせるにはどうしたらよいのだろう?という人にとっては、すでに知っていることばかりが書いてあるかもしれない。 一点注意するべきなのは、タイトルにもあるように『仕事のできる人』の文章を書く技術なので、ブログなどで文章を書きたい人にとってはまた問題が別だと思います。人によまれる文章である点は変わりないので参考になる部分はありますが、ブログはやはり、情報伝達・論理性だけを無駄なく追及していくようなメディアではないように思います(私見です。そういうブログもあり得るでしょう。)